オーラルセックスだけでも感染する性病クラミジア

「性病」。自分とは無関係と思っている人の方が多いかもしれませんが、実は思っているよりも身近なところに危険が潜んでいます。私も性病とは無縁だと思っていました。

そんなに遊んでいるわけでもないし、ちゃんと最後までセックスしたのは今の彼一人だけだし、彼も経験人数は私で二人目だし、性病になんてかかることはないし、気にもしていませんでした。

ところがある夏、どうしようもならないほどのデリケートゾーンの痒みに襲われました。何をしていても痒く、熱を持っているようで、何度もシャワーで洗っても収まらず、黄緑色のおりものが出てきたのでこれはまずいと思い、婦人科を受診しました。

痒みの原因は「膣カンジダ」で、これは性病ではなく抵抗力が落ちたときに健康な女性でも持っている”カンジダ菌”という常在菌が原因で発症する病気でした。診察時、医師に「セックスの経験があるなら一度性病の検査も受けたほうが良い」と言われ、念のため受けることにしました。内診でおりものを採取し、後日検査結果を聞きに行くことになりました。

数日後の検査結果で、まさかクラミジアに感染していることが分かりました。「パートナーも必ず病院に行って検査を受けるように」と言われ、彼にも検査を受けてもらったところ、陽性でした。

クラミジアは感染しても症状を感じることはほとんどなく、気づかないままパートナーに移してしまうことがあります。私は申し訳なくてとにかく謝り、涙が止まりませんでした。二人とも投薬による治療を行い、投薬期間終了後に再検査をし、完治しました。

私はこの時に検査を受けていなければいつ気づいたかわかりません。女性の場合、クラミジアに感染すると不妊症の原因にもなることがあります。さらに、クラミジアに感染すると、HIV感染率が3~5倍も高くなるとも言われています。

さて、私はいつ感染したのでしょうか。彼は私と付き合う前に性病の検査を受けたことがあったので、原因は私にあります。しかし、私が最後までセックスしたことがあるのは今の彼のみ。その前に付き合った人とは1回だけオーラルセックスをしただけです。

不幸なことに、私はそのたった1回のオーラルセックスで感染してしまったようです。クラミジアは喉の感染もあるので、私のようにオーラルセックスをしただけでも感染してしまう危険性があるのです。

クラミジアは非常に感染率が高く、1回の性行為で50%の確率で感染してしまうとも言われています。最近では特に女子高生の感染率が高く、10人に1人が感染している計算になるそうです。

この病気になってから、性病は本当に身近な病気であることがわかりました。クラミジアが完治してからHIVの無料検査も受けました。結果は陰性でしたが、クラミジアがこんなにも簡単に感染してしまったので、HIVの検査結果が出るまでは気が気でないほど緊張しました。

セックスの経験がある人で、まだ検査を受けたことがない人は是非とも検査を受けてください。知らない間にクラミジアを含む性病は年々広がっています。自分が将来泣くことになる前に、危機感を持つことは大げさなことではありませんよ。